Webデザイナー未経験から就職するには、アルバイト?派遣?正社員?

WEBデザイナーとして就職するにあたり、どういう雇用形態で就業することを望んでいますか?

アルバイト、派遣社員、契約社員、正社員などの雇用形態がある中、一長一短あると思います。

それぞれのメリットデメリットをまとめてみました。

アルバイト

雇用してもらうためのハードルは低いと思います。ただ、画像をくりぬいたり、単調な作業が多かったり、あまりがっつりデザインするというよりは本当に補佐的なことが多いです。

就職と言うよりもスクールに通っている間にやるとその後の就職でものすごく有利に働くので、積極的にやった方が良いです。

スキルアップしたり、気に入ってもらえると正社員として採用してもらえることも稀に有ります。

だいたい時給1000円くらい、それ以下も多いのが難点ですね。

メリット

  • 未経験でも採用されやすい
  • 今後の就職で有利になる
  • 残業代が出る

デメリット

  • WEBデザインやコーディングをさせてもらえないことがある。やらせてもらえる仕事に限界がある。
  • 給料が低い
  • フリーター全体に言えることだが、簡単に首を切られたり、なにかと不安定

派遣社員

個人的に派遣社員+副業の働き方が好きです。
残業代は必ずでますし。

未経験だと時給1500円〜くらいですね。
もし、それ以下の場合は時給交渉をしてみてもいいかもしれません。

会社によっては、正社員と同じくらいの業務を任されたりもします。

紹介予定派遣ですと、ある一定期間派遣社員として働き、その後に正社員または契約社員として採用してもらえます。

普通の派遣社員でもある程度スキルがある場合は正社員のお話をもらえたりします。

特にWEBデザイナーのような専門職は他の人だと代わりがきかない場合も多いので正社員の話をもらいやすいかと思います。

ただ、本当に派遣社員から正社員を目指すのであれば、必ず派遣元に正社員登用の実績はあるか確認が必要です。
もし実績がなくても中小企業であればいくらでも融通は聞きます。
一方で大企業になると、一切派遣社員から正社員登用しないという会社もあります。
あと、正直な話派遣から正社員になれるかどうかタイミングや運と自分がどれだけ気に入られているか、必要とされているかだと思います。

私が正社員登用の話をいただいたときは、ちょうどWEBデザイナーさん2人が産休に入ったことや、新しく入った派遣社員が居着かなかったことが重なったときでした。

WEBデザイナーって1つの会社でそんなに大人数いるわけではないので、1人1人の存在が重要となってくる仕事だなと思います。自分が会社にとって必要とされる仕事の仕方をしていきましょう。

メリット

  • 未経験でもOKな案件が少ないがある
  • 派遣社員として働くことは確実に経験になる
  • 残業代が出る
  • 給料がわりとよく、正社員と変わらない場合もある
  • 副業OK
  • 正社員と同じくらいの仕事内容を任せてもらえる場合もある

デメリット

  • 派遣切りをされる場合もある
  • 正社員と違い異動がないので業務内容に飽きることがある
  • ボーナスが出ない
  • 交通費が出ない場合が多い

派遣社員で就職を目指している場合、できる限りたくさんの派遣会社に登録しましょう。
何故ならば、全く同じ案件だったとしても派遣会社によって時給や条件が違う場合があります。
また、転職エージェントと同様にポートフォリオのフィードバックや面接対策の相談にものってもらえるので派遣での就職を望んでいない方も登録しておくと成長に繋がります。

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契約社員

会社にとってアルバイト<契約社員<正社員なのは間違いないのですが、その差は会社によって違います。

責任が少なめ、給料少なめな正社員という認識です。
法律上は正社員も契約社員も変わらないはずです。
ただ、任される仕事内容は違ってきます。

メリット

  • 未経験でもOKな案件がまれにある
  • アルバイト、派遣社員よりは安定している
  • 正社員に近い存在で大きい仕事も任される

デメリット

  • 残業代がでない場合がある
  • 残業時間が多い場合がある
  • 基本的に副業NG

正社員

未経験で正社員になるには非常に難しいとされています。
新卒や若いとポテンシャル採用してもらえる可能性もあります。

将来的に正社員で働きたいと考えているのであれば、積極的に受けてみるべきです。
アルバイトや契約社員で経験を積んでから〜というのは遠回りでしかありません。

経験者を募集している場合でも、経験年数1,2年程度を求めているのであれば、未経験者もチャレンジしてみる価値ありです。

ただ、背伸びしすぎるのはよくありません。
特にスキルを嘘つくことは自分の首を絞めるだけでしか有りませんので要注意。
求めているスキルが身につくようしっかりと技術を磨いていきましょう。

残業は1番多く、残業代がでない場合もあります。

残業代の出る派遣社員と比べた場合、正社員より派遣社員の方が多く給料をもらっている…なんてことも結構ありました。

個人的には未経験はまず正社員になることをおすすめします。
何故ならば、1番成長できるからですね。
責任ある仕事も任せてもらえますし、企業も正社員の場合は一生懸命育てようとしてくれます。
他の雇用形態だとなかなか教えてもらえなかったり、簡単な更新作業しかさせてもらえなかったりしますので、是非正社員で就職できるよう頑張ってください!

メリット

  • 雇用形態の中で1番安定している
  • 給料が良い、ボーナスが出る
  • 責任のある仕事をまかせてもらえる

デメリット

  • 副業NG
  • 残業多い
  • 残業代が出ない場合もある(含み残業代として基本給に含まれている)
  • Webデザイン以外の仕事、正社員としての細々とした仕事をしなくてはいけなくなる
  • 派遣社員、アルバイト等の面倒を見なくてはいけなくなる

正社員で転職を目指している場合は転職エージェントを利用しましょう。
転職エージェントはポートフォリオのフィードバックから面接対策まで面倒をみてくれます。
また、転職サイトにないような非公開求人も多く持っているので、未経験のWebデザイナー転職に転職エージェントは強い味方になります。

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ざっくりとですが、まとめてみました。業務委託やフリーランスに関してはまた別の記事でまとめたいと思います。

正社員だから安定、正社員だから良いなんてことは今の時代はありません。
自分のキャリアプランを考えた上で雇用形態を選んだ方が良いと思います。
残業が嫌、給料が低いのが嫌って決してわがままなことではありません。
ただ、自分の要求を満たすためにはそれなりのスキルが必要となってきます。
スキルが身に付けば収入も増えますし、うまく時間が作れるようにもなります。

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