「WEBデザイナーです」と職業を名乗ると、「残業時間すごいんでしょ〜?」と聞かれます。
世間の認識はWEB業界=残業時間が多いのでしょう。
私が経験してきた何社かとプラスして友人にも実際に残業どのくらいなのかを聞きましたので、参考にしてください。
どうしても残業がしたくない方は転職エージェントで「残業のない会社を紹介してください」と伝えることが一番手っ取り早いです。
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食品関係のECサイトのWebデザイナーの残業時間:0時間
未経験で働いた食品関係のECサイトの残業時間はほぼ0時間でした。
というのも上司が極端に残業を嫌う方だったので定時ぴったりの時間にWebデザイナー全員で帰るという稀な職場でした。
営業の方々は残業していましたし、その影響で本来は時間外も対応が必要な場合があり、その際は上司と営業さんがよく揉めていました(笑)
それでも定時ぴったりに帰社していたので、強い上司でしたね。
このパターンは非常に稀です。
出版社のWebサイトのWebデザイナーの残業時間:月10時間
出版社のWebサイトの制作の際は繁忙期とそうでない場合の差が激しく、定期的な新ページや新サイト、大量のバナー制作などがありましたので、忙しい時は2時間ほど残業していました。
何もない時は1日やることもない日もありました。自社の書籍を読んで勉強したりしていました(笑)
月で考えると10時間も残業していなかったですね。
Web制作会社のWebデザイナーの残業時間:月60時間
制作会社でのWebデザイナー業務はハードでした。
やっとWebデザイナーらしいお仕事をさせていただき、非常に勉強になった反面、自分の仕事のスキルが追いついておらず、結構残業しました。
1日3,4時間の日が多かったですね。
月に60時間ほどは残業していました。
一般的にWeb制作会社は残業時間が多いと思われがちですが、会社にもよります。
教育体制が整っていたり、チームワークだったりすると残業時間を上司が調整してくれて、定時に帰ることができる会社もあります。
制作会社はWebデザイナーの一通りのスキルを得られるので未経験の方こそお勧めしたいです。
残業多いから、、という理由で制作会社を転職先から排除しないようにしてくださいね。
雑貨系ECサイトのWebデザイナーの残業時間:月10時間
友人の雑貨系のECサイトの場合、新商品のアップの時期は残業しなくてはならないのですが、他の時期は割とすぐに帰ることができるとのことでした。
月10時間程度の残業時間とのことでした。
ゲーム関係の会社のWebデザイナーの残業時間:月100時間
友人のゲーム関係の会社の場合、求められているクオリティが高く、時間がかかるとのことでした。
また、イラストレーターさんが押していて、イラスト待ちの時間。
上層部のチェック待ちの時間など、待ち時間も多く、夜中までの作業が必要となるそう。
Webデザイナーにおいて、イラスト待ち、文章待ち、チェック待ちの時間は結構多いです。
それでいて、締め切りは押すわけにはいかないので、夜中まで待って、仕上げて帰ることも多々ありますね。
実際の残業時間は「数えたくないけど・・・100時間くらいかな」だそう。
こんなに忙しいのに私の話を聞いてくれたことが奇跡です。
貴重なご意見ありがとうございました。
Webデザイナーの残業時間は改善傾向にある
Webデザイナーの残業時間は会社による!
当たり前の結論となりました。
しかし、最近では残業NGの世間の流れもありWebデザイナーも残業時間が減ってきました。
残業時間が増えると人事からアラートが来るようになっています。
しかし、残業できないのに納期までに仕上げなくてはならないので、家に持ち帰って仕事をする人も多々見受けられます。
求められているクオリティが高い場合はどうしても時間がかかります。
また、就職する業界によっても変わってきます。
クリエイティブ系やマスコミ系はやはり厳しい目で見られ、スキルが求められます。
事務の仕事をしている友達でも月60時間ほど残業をしているので最近ではこの職種だから残業多いとか言えなくなっていますね。
私はぜひ未経験者は厳しいところで修行されることをお勧めしますが、働き方は人それぞれ。
Webデザイナーでも残業がない会社はたくさんありますので、自分に合った働き方のできる会社を選んでくださいね。